- 2009-03-31 (火) 23:11
- VATSIM
以前VISUAL APPROACHとCONTACT APPROACHの違いについて書きましたが、今回はVISUAL APPROACHについて詳しくみたいと思います。
なお書いてる人は航空従事者ではなく、ただのフライトシマーです。
資料を基に書いていますが、間違いがあるかもしれません。
バーチャルでのフライト・管制、参考程度に読んでいただけると幸いです。
VISUAL APPROACH(視認進入)はターミナル管制が行われている空港において行われる計器進入方式の一つです。
VISUAL APPROACHが適用される条件は以下の通りです。
- 観測された雲高の値に飛行場の標高を加えた値が、MVA(最低誘導高度)より500フィート以上高い
- 地上視程が5キロメートル以上ある
ターミナル管制所は目視間隔(パイロットが航空機を視認して設ける間隔)が設定されるまで先行機との間、及び平行滑走路の他方の滑走路に進入する航空機との間に、レーダー間隔を設定する必要があります。
また、飛行場管制所へ通信の移管を行うまでレーダー追尾を行い、必要に応じて交通情報を発出します。
ターミナル管制所は到着機に対して着陸滑走路の場周経路へ誘導することを通報して(for vector to runway○○ traffic pattern)、MVAへの降下指示を出した後、視認進入の許可を発出することができます。
CLEARED FOR VISUAL APPROACH RUNWAY [number]
進入許可を発出するタイミングは先行機の有無によって変わってきます。
進入を行う航空機から飛行場視認の通報を受けたあと、進入許可を発出することができます。
なお飛行場管制所でレーダー上の航空機が確認できないか、ターミナル管制所と移管についての取り決めがない場合は、進入許可を発出する前に航空機の位置を通報する必要があります。
これはこの後のほかの視認進入でも同じです。
進入を行う航空機から先行機視認の通報を受けたあと、先行機に続いて飛行するよう指示し、飛行場管制所に対して航空機の位置を通報した後、進入許可を発出することができます。
先行機が視認できない場合は、航空機の進入順位が第2位の場合に限って飛行場視認の通報があれば、先行機の位置情報通報し、飛行場管制所に対して航空機の位置を通報した後、進入許可を発出することができます。
なお飛行場管制所への移管は、先行機視認の通報があるか、飛行場管制所が航空機を視認してから行います。
なお平行滑走路へ視認進入を行う場合は、到着機にそれぞれの滑走路で進入が行われている旨を通報し(その旨がATISに含まれており、航空機がATISを受信した旨の通報があった場合は省略できる)、平行滑走路の他方の滑走路に進入する航空機を視認した旨の通報があった後、上記の手順に従って進入許可を発出することができます。
最後に具体的な交信例をあげておきます。
P:Fukuoka approach, JA8163 maintain FL170, we have information A.
A:JA8163, Fukuoka approach, roger. Fly heading 250 for vector to runway 34 traffic pattern, descend and maintain 12000.
(略)
A:JA8163, traffic 12 o’clock 15miles Boeing747.
P:Traffic insigt.
A:Follow the traffic, cleared for visual approach runway 34.
P:Follow the traffic and cleared for visual approach runway 34, JA8163.
A:Contact tower on 118.4.
P:1184, JA8163.
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