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事故
小型単発機墜落 米西部
- 2009-03-25 (水)
- 事故・事件・トラブル
日本では成田での事故が大きく取り上げられていますが、米国でも小型機の墜落事故が発生していました。
墜落したのはPC-12型機(単発ターボプロップ)でリース会社所有のものでした。
搭乗者14人が全員亡くなったそうです。
墜落地点は空港150m手前の墓地付近で、地上の被害者はいなかったようです。
海外であり、また成田の事故の方がインパクトが大きいせいかあまり情報がないですが、空港150m手前というのはかなり空港に近いところで墜ちたなと思いました。
150mということはあと10秒程度で着陸という状況です。
地形などはわからないのでなんともいえませんが、空港手前に丘があったり空港が丘の上にあったりすると、正しいパスで降りてこないと手前で墜落する可能性があります。
ただそのレベルの障害物であれば目視できるので可能性としては低いでしょう。
そうすると、ウィンドシアーによる急激な降下率の増大・速度低下やコントロールミスによる降下率過大や失速、それらからの回復の失敗が考えられます。
もちろん機械的な故障があればそれに影響されたのかもしれません。
定員は大人12人のところを大人7人子供7人で乗っていたのでオーバーウェイトではないかという見方もありますが、最大離陸重量が10,450lbs、機体が5,867lbs、つまり燃料を含めて4,583lbs搭載可能です。最大搭載燃料が1,189lbsですのでこのときの搭載可能重量は3,394lbsです。
大人一人200lbs(約90kg)、子供一人100lbs(約45kg)と仮定すれば2,100lbs、残り1,294lbsの余裕はあります。ほかに荷物を積んでも十分です。
したがって定員オーバーによるものではないと思われます。
もちろんこれは数値上ですし、使用されていた機材の仕様と違う可能性もあります。
小型機とはいえ事故が起きたのですから原因究明と対策を行う必要があります。
日本では意識の低い小型機ですが、アメリカでは小型機の存在が当たり前ですからね。国の広さゆえ車で2時間以上かかるところは飛行機で行くらしいですから。
原因究明等はNTSBの調査を待ちたいと思います。
【ニューヨーク23日共同】米西部モンタナ州ビュートの空港近くで22日、着陸体勢に入っていた小型機が墜落し、米連邦航空局(FAA)によると、乗っていた14人全員が死亡した。在シアトル日本総領事館によると、日本人が乗っていたとの情報はない。
14人はスキー旅行に向かっていたグループとみられ、うち7人が子供だった。事故機はスイスの航空機メーカー、ピラタスのPC12で、定員は大人12人だったが、7人が子供だったため、定員オーバーが事故につながったのかは不明。米運輸安全委員会(NTSB)が原因を調べている。
同機はカリフォルニア州オロビルを出発、モンタナ州ボーズマンに向かう予定だったが、途中で行き先をビュートに変更。空港の手前約150メートルの墓地近くに墜落した。
事故機は単発のターボプロップ機で、オレゴン州のリース会社が機体登録していた。
米国では、1月に旅客機がニューヨークのハドソン川に不時着。2月にもニューヨーク州北部に旅客機が墜落して50人が犠牲になるなど、航空機事故が相次いでいる。
「小型機墜落、14人全員死亡 半数が子供、米西部」47NEWSより
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貨物機着陸失敗、炎上 成田空港
- 2009-03-24 (火)
- 事故・事件・トラブル
早朝に起きた事故でしたので、朝のニュース等でご覧になった方も多かったでしょう。
今回事故を起こしたのはフェデラルエクスプレスのMD-11F型機です。
午前6時49分頃着陸を試み、ハードランディングしてバウンド、滑走路に左主翼が接触して機体がひっくり返って炎上したようです。
原因として考えられているのがウィンドシアーです。
事故機着陸7分前に他機からウィンドシアーの通報があり、また事故機に対してもウィンドシアーの警告が管制側から通報されていたようです。
午前6時半のMETARにも滑走路34Lで低層ウィンドシアーが発生していることが記されていました。
ウィンドシアーにより下降気流が吹き付けて降下率が大きくなり、ハードランディングしてしまったという見方が大きいようです。
ハードランディングの反動で前輪が接地した際にバウンドしてポーポイズに入ったようです。
ポーポイズというのは離着陸時に発生する縦揺れのことで、小型機によく発生する現象です。大型機ではあまり発生しません。
ポーポイズに入ってしまったため、機首を上げてバウンドした後に機首を下げて再び、今度は前輪から接地したようです。
前輪から接地したため前輪に過重の負荷がかかり、前輪が破壊されたのでしょう。前輪から接地することは考えられていないので、前輪から接地してしまうと破壊される可能性が非常に高いのです。
接地後再びポーポイズにより機首を上げてバウンド、風にあおられてなのか左主翼が下がって滑走路に接触してしまったようです。
ポーポイズは発生してしまうと回復するには適切な操作が必要です。回復のタイミングを逃してしまうと、回復するのは難しいようです。
今回の事故では1回目のバウンドの時点で着陸復航が行えていれば、事故は免れていたかもしれません。しかし何かしら行えない状況であったか、判断で行わなかった、あるいは操作が間に合わなかったのかもしれません。
実際に何が起きたかは、やはり運輸安全委員会の調査を待つべきでしょう。
しっかりと原因解明して、その対策をしっかりと考えていくべきでしょう。
世間では事故で滑走路閉鎖されたことによる旅客への影響等の方が大きく取り上げられているように思います。もちろん旅客への影響は大きなものだったでしょう。
しかし事故で一番大事なのは原因究明とその対策です。
一般の人からしてみると飛行機事故は操縦士が悪いという印象が大きいものだと思います。
過去に起きた事故と同じ原因で防ぐことのできる事故であれば操縦士に負があるかもしれません。
今回の事故に関しては原因がわかっていないので、操縦士に負があったかどうかはわかりません。
ただ操縦士はそのときできるだけのことをしたはずです。
最後に亡くなられた二人の乗員のご冥福をお祈りいたします。
成田空港で貨物機が着陸に失敗、炎上した事故で、事故機は着陸の際に上下の動きを繰り返す「ポーポイズ」という現象を起こしていたことが、国土交通省などの調べでわかりました。
この事故は23日、成田の滑走路上でフェデラル・エクスプレスの貨物機が着陸に失敗し、炎上したものです。
事故機は炎上する前に滑走路で数回バウンドしていて、着地と縦揺れを繰り返す「ポーポイズ」という現象を起こしていた事が、国交省などの調べでわかりました。
この現象は、通常、小型機でみられることが多いということですが、今回、急激な風の変化による急降下の影響で「ポーポイズ」が引き起こされ、機体の制御が不能になったものとみられ運輸安全委員会が事故の原因を調べています。
成田空港は事故により閉鎖していたA滑走路の補修作業や残骸の撤去が終わり、午前9時10分に運用を再開。事故からおよそ26時間ぶりに通常の運用に戻りましたが、23日に大量の欠航便が出た影響で、成田空港は24日も混雑が続きそうです。(24日10:49)
「成田の着陸失敗、『ポーポイズ』現象」News i より
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セスナ機着陸失敗、オーバーラン
- 2008-09-27 (土)
- 事故・事件・トラブル
状況としては着陸時にバウンド、ゴーラウンドを試みるもののプロペラが変形していたのでそのままオーバーランというものです。
本当かどうかはわかりませんが自分の予測だと、前後輪同時または前輪のみが接地してバウンド、その際プロペラが滑走路に当たって変形し十分な推力が得られなくなり、ゴーアラウンドを試みたものの上昇できずにオーバーラン、といったところでしょうか。
プロペラの変形は離陸・巡航ができていたのですから、着陸時に変形したと考えられます。
前輪がもげていたということからも前輪に負荷がかかったと想像できます。
飛行機は基本的に後輪から接地します。そのため後輪は接地に耐えられるようにできていますが、前輪は前輪から接地することは考えられて設計されていないので、前輪から接地すれば場合によっては破壊されてしまいます。
接地点が滑走路中心付近であったことからも接地自体を急いでいた可能性もあります。
パイロットがゴーアラウンドではなく着陸を強行したようにも思われます。
いずれにしろ怪我人もでなかったようでよかったです。
着陸時の判断ミスや操縦ミスは時には命取りになりますので気をつけてもらいたいものです。
26日午前8時45分ごろ、東京都調布市の調布飛行場で、小型機セスナ210が着陸しようとして失敗、滑走路を越え、草むらに突っ込んで止まった。30代の男性2人が乗っていたが、けがはなかった。
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は調査官2人を派遣、原因を調べている。
警視庁調布署などによると、セスナ210は午前8時半ごろ、埼玉県桶川市のホンダエアポートを離陸。調布飛行場に着陸時に大きくバウンドしたため再度離陸しようと浮き上がったが、プロペラが変形していたため推力が上がらず失敗。再着地後、滑走路南端の草むらに突っ込んだという。
機体は前輪や胴体などが破損した。
調布飛行場では、伊豆諸島への定期便も往復20便があるが、現場検証などのため12便が欠航した。
[2008年9月26日16時14分]
「調布飛行場で小型機が草むらに突っ込む」nikkansports.comより
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イテク・エアー機墜落
- 2008-09-01 (月)
- 事故・事件・トラブル
詳しいことはわからないですが、とにかく離陸後にトラブルが発生したようです。その後急減圧が起きたようです。
今回の減圧は事故の要因ではなくて、機体の破損による一つの現象ではないかと思います。
情報が少ないゆえ何がおきたか詳しいことがわからないので、これ以上コメントすることはできませんが、最近立て続けに事故が発生しているので、ぜひ安全対策を行ってもらいたいものです。
【モスクワ=星井麻紀】中央アジア・キルギスの首都ビシケクのマナス国際空港付近であった旅客機事故で、インタファクス通信は25日、政府筋の話として乗客83人と乗員7人が搭乗、68人が死亡、22人が生存と伝えた。離陸直後に機体トラブルが起きたとの情報もある。政府筋は、テロの可能性を否定しているという。
ロイター通信によると、同国のチュジノフ首相は、キルギス人以外の外国人乗客は中国、トルコ、イラン、カナダ国籍の51人と発表。日本人は含まれていない模様。離陸直後に客室内で急激な減圧が起きて緊急着陸が必要になり、空港に引き返そうとしていたと説明した。キルギス運輸省によると、機体は79年に製造され、2カ月前に点検。イタル・タス通信によると、事故機は事故の2時間前にモスクワから到着し、出発前の点検でも異常はなかったという。
事故機は、同国の民間航空会社「イテク・エイル」のテヘラン行きボーイング737―200型旅客機。乗客には地元の少年バレーボールチームのメンバー17人が含まれているという。
「離陸直後に急減圧 キルギスの旅客機墜落」asahi.comより
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